GS1 QRコード作成ツール
GS1 QRコードは、GS1の商品データを従来のエレメントストリング形式、またはGS1 Digital LinkのWebアドレス形式で格納します。Digital Link方式なら、1つのコードで店舗のスキャナーと買い物客のスマホの両方に対応できます。
QRコードにGS1データを入れる2つの方法
- FNC1付きGS1 QRコード:GS1-128と同様に、データをAIのエレメントストリングとしてエンコードします。産業用・小売用スキャナー向けです。
- GS1 Digital Link:GTINやほかのAIをURLのパスとして記述します。例:https://example.com/01/09506000134352/10/ABC123。スマホはWebページを開き、GS1対応のスキャナーはGTINとロットを抽出します。
ブランドがパッケージに2次元コードを採用する理由
GS1は、販売時点のバーコードを線形から2次元コードへ移行する取り組みを主導しています。1つのシンボルで商品識別、ロット、有効期限、商品情報へのリンクを扱えるようにするためです。Digital Link QRがあれば、2つ目のコードを追加せずにリコール対応、鮮度チェック、消費者向け情報提供が可能になります。
格納するGTINは、GS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター)やGS1 USなどのGS1加盟機関のライセンスで取得する必要があります。アプリは構造とチェックデジットを検証しますが、番号の発行やDigital Linkリゾルバーのホスティングは行いません。独自ドメインまたはGS1のリゾルバーを使えます。
印刷のガイドライン
コードの周囲に4モジュールのクワイエットゾーンを確保し、明るい背景に濃い色のモジュールを印刷し、パッケージには誤り訂正レベルMまたはQを選びましょう。GTINとロットを含むDigital Link URLは、通常バージョン3〜5のQRに収まります。小売パッケージでは、モジュールサイズ約0.4〜0.6mmから始めるのが妥当で、量産品はISO/IEC 15415で評価します。ドメインが短いほどシンボルは小さくなります。
作り方
- バーコード作成ツールでGS1 QRコードを選びます。
- エレメントストリングかDigital Linkの出力を選び、Digital Linkの場合はドメインを入力します。
- GTINと、(10) ロットや(17) 有効期限などの任意のAIを追加します。
- 検証結果を確認し、SVG・PDF・PNGで書き出します。
- アプリのスキャナーとスマホのカメラの両方で読み取ります。
よくある質問
GS1 Digital Link QRでEAN-13を置き換えられますか?
小売業者は2次元スキャンを段階的に導入しています。取引先が対応を確認するまでは、QRと並べてEAN-13も印刷してください。
ドメインはid.gs1.orgを使う必要がありますか?
いいえ。パスがDigital Linkの構文に従っていれば、独自ドメインでもGS1 Digital Linkは機能します。
買い物客がスキャンするとどうなりますか?
スマホがそのURLを開きます。そのWebアドレスが役立つページにつながるようにしておきましょう。