GS1 DataMatrix作成ツール
GS1 DataMatrixは、FNC1で始まりGS1アプリケーション識別子を格納するData Matrix ECC 200シンボルです。医療機器のUDIや医薬品パッケージのシリアル化における標準のデータキャリアです。アプリでデータを組み立てて検証し、ベクター形式のコードで書き出しましょう。
GS1 DataMatrixの用途
小さな正方形に多くの構造化データを格納でき、リード・ソロモン誤り訂正によって多少の損傷にも耐え、印刷も部品へのダイレクトマーキングも可能です。代表的な用途は、米国FDAやEU MDRの規則に基づく医療機器の固有識別(UDI)、シリアル化された医薬品パッケージ、手術器具で、食品や消費財でも採用が増えています。
実際の商品番号は、GS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター)、GS1 US、GS1 GermanyなどのGS1加盟機関のライセンスで取得する必要があります。QR & Barcode StudioはAIの構文とチェックデジットを検証しますが、番号の発行や規制当局へのUDIデータ登録は行いません。
代表的なデータ内容
- (01) GTIN-14:製品や機器のモデルを識別します。
- (17) 有効期限(YYMMDD)。
- (10) ロット(バッチ)番号。
- (21) シリアル番号:パッケージや機器ごとに一意です。
- 固定長のAIを先に置き、可変長フィールドはGS(FNC1)文字で区切ります。この文字はアプリが挿入します。
- 目視用の文字では、AIを括弧で囲んでデータを併記します。例:(01) 09506000134352 (17) 270131
サイズと印刷品質
シンボルのサイズはデータ量に応じて大きくなり、一般的なUDI文字列は16×16〜26×26モジュールの正方形に収まります。GS1では正方形と長方形の両方が認められています。プリンターに合ったX寸法を選びましょう。ラベルでは0.25〜0.5mmが一般的です。クワイエットゾーンは最低1モジュールですが、広いほど安全です。明るい背景に濃い色のモジュールを印刷し、量産品はISO/IEC 15415(ダイレクトマーキングはISO/IEC 29158)で評価してください。
作り方
- バーコード作成ツールでGS1 DataMatrixを選びます。
- GS1データビルダーを開き、必要に応じて(01)、(17)、(10)、(21)を追加します。
- チェックデジット、日付形式、桁数に関する警告を修正します。
- 提案されたモジュールサイズでSVGまたはPDFを書き出すか、CSVからシリアル付きラベルを一括印刷します。
- 結果を読み取り、各AIが正しく解析されるか確認します。
よくある質問
Data MatrixとGS1 DataMatrixの違いは何ですか?
シンボル自体は同じECC 200コードです。GS1 DataMatrixはFNC1で始まり、GS1アプリケーション識別子を使うため、どのGS1システムでも内容を解釈できます。
スマホでGS1 DataMatrixを読み取れますか?
このアプリのスキャナーをはじめ、多くのスキャナーアプリで読み取れます。ただし、スマホ標準のカメラアプリはQRコードしか読めないことがよくあります。
UDIバーコードがあれば規制対応は十分ですか?
いいえ。バーコードはあくまでデータキャリアです。GS1などの認定機関から割り当てられたUDI-DIと、規制データベースへの登録も必要です。