物流・配送ラベルのバーコード解説
配送ラベルには、それぞれ役割の異なる複数のバーコードが使われています。GS1-128はパレットや荷物を識別するSSCCを格納し、ITF-14は段ボールを示し、運送会社は仕分け用に独自のコードを追加します。どれが何かを知っておけば、小売業者や倉庫の要件を満たしやすくなります。
SSCCとGS1物流ラベル
SSCC(Serial Shipping Container Code)は、パレットや混載ケースなど1つの物流単位を一意に識別する18桁の番号です。GS1-128ではアプリケーション識別子(AI)(00)のあとにエンコードされます。例:(00)012345670000000015。GTINと同様に、GS1事業者コード(日本ではGS1 Japanが発行)にシリアル参照番号とmod 10チェックデジットを加えて作成します。GS1物流ラベルには、(02) 内包GTIN、(37) 数量、(10) ロット、(15) 賞味期限、(420) 配送先郵便番号などのAIが追加されることがよくあります。
そのほかに目にするコード
- ITF-14:外装ケースのGTIN-14で、段ボールに直接印刷され、ベアラーバーの枠が付くことがよくあります。
- PDF417:より多くのデータを載せる必要がある一部の運送会社ラベルや通関ラベルで使われるスタック型2次元コードです。
- MaxiCode:UPSが高速仕分けに使う固定サイズの2次元コードです。
- 運送会社の追跡バーコード:通常はCode 128で、送料を支払う際に運送会社のシステムが発行します。
入荷口では品質が重要
倉庫では固定式スキャナーなどで高速にラベルを読み取るため、GS1-128は十分なバーの高さとクワイエットゾーンを確保して印刷しましょう。理想はマットなラベルに熱転写プリンターで印刷することです。段ボールの角やバンドの上にラベルを貼らないでください。印刷前にデータを検証しましょう。チェックデジットの誤りや、桁数の合わないAIは、入荷口での受け入れ拒否につながります。
運送会社のラベルは、運送会社または承認されたシステムから発行する必要があります。このツールは、自社のGS1コードや社内コード向けです。
作り方
- バーコード画面を開き、GS1-128を選びます。
- AIを括弧で囲んでデータを入力します。例:(00)に続けて18桁のSSCC。
- 検証結果を確認します。桁数、チェックデジット、日付がAIごとにチェックされます。
- SVGまたはPDFで書き出してラベルのレイアウトに配置するか、連続発行には印刷機能を使います。
よくある質問
SSCCと追跡番号の違いは何ですか?
SSCCは物理的な単位を識別する自社のGS1識別子で、サプライチェーン全体で使われます。追跡番号は、運送会社が自社の配送ネットワーク用に発行するものです。
SSCCラベルにはGS1への加入が必要ですか?
はい。有効なSSCCには、各国のGS1機関からライセンスを受けたGS1事業者コードが含まれます。
GS1-128バーコードが倉庫で読み取れないのはなぜですか?
よくある原因は、チェックデジットの誤り、可変長AIの間のFNC1区切りの欠落、バーの高さ不足、ラベルの端で切れたクワイエットゾーンです。印刷前に検証すれば、データの誤りを見つけられます。