GS1 DataBar作成ツール
GS1 DataBarは、ごく小さな商品にGTINを収めたり、生鮮食品に重量や賞味期限などのデータを追加したりできる、コンパクトな線形バーコードのファミリーです。商品に合ったタイプを選べば、アプリが内容を検証します。
DataBarが使われる場面
DataBar(旧RSS、Reduced Space Symbology)はISO/IEC 24724で標準化されています。小売業者は、ばら売りの果物のシール、精肉・チーズ・惣菜のパック、クーポンなどに使っています。DataBar Expandedは価格、重量、日付を格納できるため、店舗独自の番号体系を使わなくても不定貫商品をレジでスキャンできます。
小売販売する商品の番号は、GS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター)、GS1 US、GS1 UKなどのGS1加盟機関のライセンスで取得する必要があります。QR & Barcode Studioは入力された番号の構造とチェックデジットを検証しますが、番号の発行や登録は行いません。
DataBarの種類
- Omnidirectional(標準型):GTIN-14を格納し、レジでどの角度からでも読み取れます。Stacked Omnidirectionalは、狭いスペース向けに2段に分けたものです。
- TruncatedとStacked:高さを抑えたタイプで、ハンディや画像式スキャナーで読む小さな商品向けです。平置き型の全方向スキャナー向けではありません。
- Limited:最小のタイプで、インジケーターが0または1のGTIN用です。ごく小さな医療・小売商品向けで、全方向読み取りには対応しません。
- ExpandedとExpanded Stacked:可変長で、(01) GTIN、(3103) 正味重量、(392x) 価格、(15) 賞味期限などのGS1 AIデータを、数字最大74桁または英数字最大41文字まで格納できます。
印刷のコツ
DataBarのシンボルは小さいため、印刷品質が重要です。X寸法がきれいに再現される解像度を使い、明るい背景に濃い色のバーを保ち、クワイエットゾーンを空けておきましょう。DataBarはEANのように左右に広い余白は不要ですが、ガードパターンは欠けないようにする必要があります。計量器や感熱ラベルプリンターでは、ロール全体でテストし、ISO/IEC 15416でサンプルを評価してください。
作り方
- バーコード作成ツールでGS1 DataBarを選び、タイプを選択します。
- GTINを入力するか、GS1データビルダーでExpanded用のデータを組み立てます。
- 日付形式やチェックデジットの誤りなど、検証の警告を修正します。
- ラベルデザイン用にSVG・PDF・PNGで書き出します。
- 印刷したラベルを画像式スキャナーでテストします。
よくある質問
DataBarでEAN-13を置き換えられますか?
同じGTINを格納できますが、取引先の小売業者のレジがDataBarに対応している必要があります。まずは確認してください。
生鮮品にはどのDataBarを使いますか?
青果のシールにはOmnidirectionalまたはStacked Omnidirectional、重量・価格・日付が必要な場合はExpandedを使います。
DataBarは2次元バーコードですか?
いいえ。Stackedタイプは2段以上になりますが、DataBarは線形(1次元)シンボルに分類されます。